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岐阜県 西濃地域で捨てられた猫の里親探しや、野良猫のTNR活動をし、地域猫として育てていく活動をしている団体です。 猫の殺処分がゼロになるよう活動しています。
2013年08月07日 (水) | 編集 |
あれは、昨年10月、生後3ヶ月くらいの仔猫が1匹段ボールに入れられて、私の住んでいるコーポに捨てられていました。
(私が見た時は1匹でしたが後に聞いたところでは3匹いたようです)
私の住んでいるところでは、野良ネコに餌をあげるひとが2人もいて、ドライフードならまだしもイクラや鮭なんかをあげる人もいます。
ここなら餌に困らないだろうと、それを見越して捨てていったのでしょう。

その1匹は、とても人懐っこく、飼い猫だったのは間違いないでしょう。
しかし、私は、昔ボランティアをしていた関係上、「すべての命は救えない。自分の許容範囲を超えたら救えない。」と思っていました。
だから、この子猫に「俺はお前を救ってやれない。お前はコンパニオンアニマルとして生きることはできないけど、野生動物としてなら、ここで生きることができるかもしれない。ごめん。」と、後ろ髪引かれる思いで段ボールを後にしました。

その後、こちら会や知人になどに保護以来などをいたしましたが、どちらも良い返事がいただけませんでした。
せめて野生動物として生き残ってくれることを願うばかりでした。

数日して、夜に、家のドアをひっかく音が。
恐る恐るドアを開けると、あの子猫がドアをひっかいていたのです。
不憫でならなかったですが、「ごめんよ。うちでは飼ってあげられないんだ」と断腸の思いでドアを閉めました。

2ヶ月ほど経って12月、再びドアをカリカリする音が。
まさかと思ったら、やっぱりあの仔猫でした。
伊吹おろしの寒空の中、寒さに震えながらジーッと私を見つめる目。
この時に決めました。「何としてもこの子を保護しよう」といっても道具もないし、なんの病気や寄生虫を持っているかわかりません。
まずは準備をしなければなりません

幸い実家でも猫を飼っていたので、ケージやトイレの道具、キャリーはなんとかそろえることができました。
後は肝心の仔猫を捕まえなければなりません。
無責任に餌をやる2人組のエサやりタイムはだいたい決まっています。
そして、強い猫からたべていくので、子猫は遅くなるだろう、とだいたいの時間を読んで、張り込みしました。

そして、1月4日、ついにあの仔猫を見つけました。
「おいで」というと「ミャー」と鳴いて寄ってきて、特に抵抗することなく捕まえることができました。
その足で、病院へ行き、寄生虫検査・ワクチン接種・レボリューションの塗布を済ませ、すべて異常なしということで、無事わが家へ迎え入れることができました。
そのとき、すでに生後約6ヶ月でした。

保護当初

こちらの会の勧めでマーキングする前に虚勢を行いました。
しかし、去勢手術後、排便を全くしなくなりました。
診断結果は「巨大結腸症」排泄物が腸につまり、投薬でも少し出るだけ、たまったら物理的に掻き出すしかない、それが一生続くといわれました。

しかし、救った命を病気だからと捨てるわけにはいきません。
巨大結腸症に有効な食べ物を調べ、投薬を続けながら、様子を見ていたところ、徐々に正常な排便をするようになりました。
虚勢手術の麻酔が影響していただけのようで、病気ではなかったようです。
その後は順調に育ちました。

恨めしかったのは、無責任に餌をやり続けた2人。
犬でも猫でも、食べれるときにお腹いっぱい食べて、食べれない時をしのぐようになっています。
2人は大量に餌を与えていたので、この子もいつも満腹まで食べれたのでしょう。
だから規定量では物足りないらしく、お腹がすくと泣いて泣いて食べ物をせがみます。
鳴き声が近所の迷惑にもなるので、決められた時間に、決められた量、で満足するように、今は訓練中です。

しかし、もともと体格の大きいのもあるのですが、見事にでぶでぶになってしまいました(笑)
今は成長期だから、規定量以上与えなければいいかなぁー、と飼い主らしく甘い目で見ています。
成長期が終わったらダイエットの研究しないといけないですね。
でもこの体格でも、鳴き声がまだかわいらし子供っぽい声です。
ご飯をあげるとき「おいしい?」と聞くと「ウニャー」と答えてくれます。
寝るときはいつも枕元で丸くなってくれます。

2013年8月7日_2

こうして、たった一つですが、命を救え、本来の使命である
コンパニオンアニマルの役割を果たしてくれてています。

しかし、こうして我が家の猫が幸せ?に暮らしているすぐ外では、今日も野生動物と化した猫たちが、何匹も何匹も生きています。
彼らは、何のために生まれて、生きているのでしょう?
救える命、救えない命、その差はどこにあるのでしょう?
今回は、たまたま、家のドアをノックしたから?
たまたま、人懐こかったから?
今まで50匹以上のコンパニオンアニマルを救ってきましたが、
その答えはいまだにみつかっていません。

2013年8月7日_1

vel



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gifuhappycatsrights@gmail.com

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