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岐阜県 西濃地域で捨てられた猫の里親探しや、野良猫のTNR活動をし、地域猫として育てていく活動をしている団体です。 猫の殺処分がゼロになるよう活動しています。
2014年03月11日 (火) | 編集 |
年末から実家のことで忙しかったのが、ようやく落ち着いたこの頃。
ふと気がつくと、ハヤテが異常に軽く感じる。
嫌な予感がして、とりあえず体重を計ると、3キロを割っていた。

病院嫌いの私でも、動物病院だけは早めに行く。
うちに来たばかりのハヤテが食べなくなった時、何も知らない私に、会員のBさんに病院へ早く連れてったほうがいいと言われて、命拾いしたことがあるからだ。
それでも体重の変化に気づかなかったのは、それほど急激に減ったせいもあるだろう。

獣医師の険しい表情に、現実を受け止める覚悟を決めなければならない緊迫感が走る。
診断の結果は、腎臓が歪になっており、さらにしこりもできているとのことだった。
白血病か…

このまま行けば、もって一ヶ月。
ステロイドを打って効果があれば、抗ガン剤を使えると。
しこりが消えないようであれば、開腹手術で取るしかないが、すでに散らばっている可能性が高いと。

ねこの会に所属はしていても、猫に対する経験はほとんどない私、当然知識もない。
助からないんだな、手放す覚悟しなきゃな…とにかくそればかり考えていたと思う。

家族の前で泣かないように、努めて冷静に話して、今後の予測と対応について話し合った。
男の子ばかりなのもあって、オイオイと声をあげてなくことはないものの、みんなが涙をこらえているのがわかる。

私はハヤテの残る時間を、泣きながら生きててくれと、がんばってと励ましながら過ごすことは嫌だった。
もちろん手を尽くせる範囲はやりたいし、家族との別れは人それぞれの形があるから、こうでなければいけないとは思わない。
ただ、最期まで「かわいいね」、「幸せだね」と言ってやりたいと思った。
猫は自分が病気だから、死が近づいているからと泣いたりはしないから…

また、あの時ああすれば良かった、こうしていたら助かったかも、そうした考えは努めて排除した。
過去の自分や誰かを責めたところで、ハヤテの身体が良くなるわけではない。
それに囚われては、これからどうしていくかの判断も曇ってしまうからだ。

この世に生を受けた限り、いずれは年老い消えてゆく。
生々流転、諸行無常、変化を恐れるな、と自分に言い聞かせる。
それでも堪えきれず二日間泣いて、ようやく気持ちの整理がついた。

小さくなったハヤテを抱っこしながら、子猫の頃に戻ったようだと思った。
笑顔を作って大好きだよと身体を撫でる。
たとえハヤテの姿が涙で滲んでも、笑顔でいてやりたい。


幸いにもステロイドが効いて、ご飯も食べられて心なしか少しふくよかになったようだった。
過去を引きずらず、未来に過剰な期待をせず、現在に欲を出しすぎない。
というモットーの私なので、どういう結果であれ受け止める、という気持ちで病院へ行った。

結果は劇的にステロイドが効いたとのこと。
「うん、いいですね。」の獣医師の言葉に「ハヤちゃん、良かったね。」と私の顔がほころぶ。

家に帰り、息子たちに報告すると、良かったと喜びつつも、「でも予断は許さないよ」とお兄ちゃん。
私もそれはよくわかっているつもりだから、「そうだね」とうなずいた。

人であれ、動物であれ、明日の命があるかどうかは誰にもわからない。
それが頭で理解できても、まさか自分がそうなるとは誰も思いたくないし、思わないだろう。

明日のことはわからない。
だからこそ今日一日に感謝して、今の一瞬を大切にしなさい。

命の境を垣間見て、ハヤテにそう教えてもらっている。

GHCR とものすけ



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