岐阜県 西濃地域で捨てられた猫の里親探しや、野良猫のTNR活動をし、地域猫として育てていく活動をしている団体です。 猫の殺処分がゼロになるよう活動しています。
2013年11月19日 (火) | 編集 |
保護されて幸せを掴みとっていった仔
・・・そうなれなかった仔
そうなれなかった仔の話

誰にも知られずひっそりと息を引き取る仔は哀れです
ようやく保護されたのに生きることが出来なかった仔は
悲しいけれど沢山いる そんなお外の仔たち
保護から里親さんのところへ行くまでには
沢山の人たちに支えられて
一度は幸せを掴んだ けれど生きられなかった
哀しいけれど最後まで見ていてあげられた仔は不幸ではなかったと思います

お外で生きてきた仔の過去はわかりません
ただ 決して楽な生き方ではなかった事は容易に想像できます
やっと幸せを掴んだ
そんな仔が保護主さんや里親さんと暮らしたわずかな時間は
その仔の短い生涯の中で満ち足りて幸せに輝いていたことでしょう
でも時に神様は残酷です
やっと掴んだ幸せなのに・・・ 
何で取り上げてしまうの?
何か悪いことをしたの?

ある日その仔の異変に気付いたのです
獣医さんに通い その仔の病気が判明しました
それからの毎日
何とか元気になってと祈るように昼夜を厭わず介護し
それでも日に日に弱っていく小さな体を前に何もしてやれない。
小さな体で 生きたい!と叫んでいるように思えて
ただただ涙が溢れます
そして過去の自分と重なります

とにかく何でも食べるものをと 色んなものを買いに走ったり
少しでも良くなることを願って 自分に出来る限りのことをした

私は去年6月に親子3匹の猫を保護しました
そのうち1匹の仔猫の成長が明らかに悪く 同腹の仔の1/3程しかありませんでした
しかも目と鼻が涙と鼻水で開いておらず 食もなくいつもうずくまっている状態でした
そしていつも痩せた母猫のお乳に吸い付いていました
私は何とか元気になって欲しくて朝出かける前に強制給餌し
仕事の昼休みに家に戻り強制給餌
そして夜強制給仕し 日々が過ぎていきました
何件かの獣医さんにもかかりました
私はその時何も見えていなかったのです 
里親さんに貰って頂くために目と鼻を直さなくちゃ!その思いが強かったから

近くの獣医さんに相談したところ 2回の注射で直るよと言われました
一回目の注射の後劇的に元気になり 強制給餌していたのが嘘のように
自らばくばく食べるようになり安堵しました
そして二回目の注射の後・・・・
全く食べないどころか 強制給餌すると嘔吐するようになりました
嘔吐する体力の消耗を考えると
もう給餌することが出来なくなりました
それでも諦めきれない私は
2時間ほどかけてN市の猫専門病院へはしりました
しかし・・・
私がその仔の命をなくしたんです

私は今でもああすればよかった こうすればよかったと思います
過去に亡くなった自分の家の仔を強制給餌していた時も
後になってからも自問自答です
私は亡くなった仔たちに今でも ごめんね と思い続けています
慰めの言葉をかけて貰って
のたれ死にするより一時でも幸せな時間を過ごせてよかったよ
と言ってもらって そうだねと思うけれど
やっぱりごめんね と思います

もしも もしもどうしようもない哀しい出来事があって
心に大きな悲しみと後悔を持っていて 消せないでいる人がいても
どうか どうか自分を責めないで下さい
そんな辛い気持ちにさせてしまってほんとうにごめんなさい
束の間でも幸せだったその仔はきっとそう思っています

優しすぎると 一生懸命になりすぎると立ち直るのに時間がかかります
生き物はいつかは死ぬものだと、介護はここまでという線引きができたら
どんなにか楽でしょう
それが出来ない時はありますよね

今は無理でも
いつか時間が経って その仔のことを話すことが出来る日が来ることを
私は願います 私がそうであったように
私など比べものにならないような辛いことがあっても
悲しいときは早く立ち直ろうと頑張りすぎないで
いつか きっとそんな日はきます
その時 小さな命がきっと癒してくれます
その時 まっすぐな目をした仔をまた迎えてほしい
そう思います

GHCR 会員 O



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コメント
この記事へのコメント
思う事は、沢山あるのですが言葉が見つかりません。ただ、心に深く刻みたいと思いました。

考えるきっかけを、ありがとうございます。
2013/11/20(Wed) 21:55 | URL  | 佐合 #-[ 編集]
今回のひとりごとは、ちょっと・・何だか すいません。
そんな一言ですが、あの時虹の橋を渡ってしまった仔猫。
そのときの親子猫の母猫は未菜ちゃんです。
今は里親さんの所で賑やかに、それは賑やかに暮らしています。
当初4匹だった猫が、未菜が加わり、その後2匹を引取。
総勢7匹と夫婦、時々おばあちゃんの大家族でお布団はぎゅうぎゅうです(笑)
未菜の後に引き取った仔猫の1匹が、亡くなった仔猫と同じ黒猫です。何だか運命を感じてしまいました。
これも人間の勝手な思いですね・・・


2013/11/21(Thu) 16:57 | URL  | 会員O #-[ 編集]
沢山の出来事、出逢い、思い。私逹はその流れの渦の中にいます。気が付かないこと、見えているのに見ていないもの。色々なものが流れの過ぎて行きます。

その中のほんの一握りの掴んだものを、大切にしたいですね。すべてを、受け止め引き受ける事はできないですものね。
少しずつ、皆様を目指し頑張っております。
小さな一歩踏み出しました。
勇気を、ありがとうございます。
2013/11/21(Thu) 22:31 | URL  | 佐合 #-[ 編集]
昨日、私のところで保護していた不治の病にかかっていた子が亡くなりました。

Oさんの言葉は、まるで今の私に言ってくれているようで(笑)
胸に詰まる思いです。
治ることはないのもわかっていたのですが、
消えていく命を感じることは悲しいです。
やるだけのことはやれただろうかと思い返すと
何かあったかもしれないと思いつらくなります。

この子が最後まで頑張って生きたことを忘れない。
次に生まれ変わるときには
必ず「もういいでしょ」と言われるくらい幸せに長生き
することを願いたいと思います。
明日、火葬場に連れて行きます。
忘れることはできないですが、
いつまでも思い続けるとその子が成仏できないと言うので
気持ちを切り替えて前向きに考えたいと思います。

勝手なことを言ってますが、励まされました。ありがとうございます。
2013/11/23(Sat) 10:29 | URL  | まめ蔵 #Dl510n0U[ 編集]
おつかれさまでした
そんな大変な時に、ひとりごと・・ごめんなさいね。

そうですか、きっとまめ蔵さんとその仔は、精一杯頑張ったのでしょうね。よく頑張りましたお疲れ様でした。花丸あげます。
もう苦しまなくていいね。もう苦しむ姿見なくていいね。
そしていつか また 会えるね。

生きている限り死は必ず訪れる、それはわかってはいるけれど、やはり・・・見送るのは辛いですね。
何度経験しても、悲しいですね。
私は、まだ見送られたことがないですから・・・

まだまだまめ蔵さんには沢山の仔どもたちがいるから、落ち込んで泣いている暇はないですよね。
でも、亡くなってしまった仔を忘れる必要などないと思います。ず~と、ず~と心の中に覚えていてあげればいいのです。
新しく前に踏み出せば、きっとその仔は応援してくれてます。
お母ちゃん、どうしたの?
お母ちゃん、頑張れ!って
私も、亡くなった仔のことは今でも懐かしく思い出すことがあります。
いや、今だから思い出せるのかもしれない。
そして、時々忘れたころお線香をあげています。
命日はハチャメチャです(私らしい)
私のことを、忘れるなよ!
ちゃんと虹の橋で待ってろよ!
必ず迎えに行くから!
ナンテ(笑)

だって、私・・・忘れられたら悲しいもの
だから忘れないよ誰一人・・・ね


2013/11/23(Sat) 15:47 | URL  | 会員O #-[ 編集]
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