今朝のこと。ナギが吐いたのを掃除しながら、ちょっと心配になる。
・・・ちゃんとやってくれるかなぁ
来月、私は次男(障害者)を連れて再婚し、実家のあった地域に引っ越すことになった。
長男と三男はこの家に残り、亡き夫の残してくれた家を守ってくれる。
嫁ぎ先では母屋にミーちゃんがいるものの、私たちが住む離れで猫を飼えそうにない。
ロンとナギの世話を長男と三男に任せて、猫はそのまま家に残すことに決めた。
いろいろと心配はあるが、あちらとの生活と天秤にかけたら、こちらのほうがいいと判断したからだ。
ナギが水を飲むのを眺めながら、いろんなことがあったのを思い出す。
左目が飛び出てて手術したこと。
わんぱくだったのがそれ以来すっかりおとなしくなったこと。
布団におしっこをして困らせてくれたこと。
迷子になって必死の思いで探したこと、見つかって大泣きして室内猫にしようとして。
結局できなくて、もう一度迷子になった時は、それが私が選んだ道だと思ったこと。
それでも自力で戻ってきたときは心底ほっとして、飛び込んできた時のことは今でも覚えている。
血尿が出て、すぐ気づかずに自分を責めたこと、専用の餌にして元気になったこと。
そんなナギより先にハヤテ♀が逝ってしまったこと。
何もかもが懐かしくて、あたたかい。
本当に猫を飼うことができて、良かったと思う。
生活に慣れたら、きっとまた飼いたいと思うだろうなぁ。
愛着のある猫と暮らせなくなるのは寂しいけれど、また新たな出会いもあるだろう。
こんな感じで、人付き合いもサッパリしてて、家族を特別視しないので、彼から冷たいととられることもあった。
私からすれば、家族(ペット)も、他人(のら猫)も、同じように大切なだけなんだけどなぁ。
親しい人との別れは当然寂しいし、悲しい時はうんと泣いて心を開放することはとても大切なこと。
ただ、泣いて泣いて泣きやんで、ふっと気持ちが緩んだとき、笑顔を作る努力はしている。
特に負の感情はいつまでも引きずらないよう、できる範囲でいいので、いつも心がけている。
「君子の交わり 淡きこと水の如し」 荘子
自分の感情に振り回されないよう、自分自身との関係も淡い水のようでいたい。
さりとて、私の懸念が消えるわけではないので、家を出るときには、注意事項を紙に書きだして貼っていこうと思っている。
でもなんだか、猫に関することが一番多くなりそうな気がするなぁ。
子どもたちのご飯より、猫のご飯を心配するあたり、やっぱり冷たい!と言われる要因かもしれない(笑)
GHCR会員 とものすけ
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