そんな重篤な病気との闘いが
殿くんと二人三脚で始まりました

絶不調の頃の殿くん
処方していただいた飲み薬や
朝晩の皮下点滴
強制給餌
他良いと思われることは何でもやりました

目に生気が感じられません
無理に食べさせられることに
必死に抵抗する仔に
悪戦苦闘しながら
1日4回の
シリンジやスプーンでの給餌は
まるで虐待か拷問です
幸いチュールは
自分から食べてくれるようになりました
そして、8日目
試しに置いていたカリカリを
「カリッカリッ」
と音を立てて初めて食べてくれました

元々野良生活が長かったこともあり
警戒心が強く
とても臆病な仔ですので
人や他の猫の気配を察すると
見えるところでは食べない仔が
初めて見せてくれた姿でした
うれしくて、うれしくて
感激で思わず写真を撮りました

お皿に顔を突っ込んで食べています
心なしか黄疸の黄ばみも
薄くなっているような気がします
退院してから10日目の受診
血液検査の結果は正常に戻り
体重も100グラム増えていました
あんなに黄ばみがかっていた耳にも
赤みがさしています

耳もピンクに染まり目力も出てきました
先生も満面の笑みで喜んで下さいました
しかし・・・
「過去に同様な病状の成猫が
助かったことがあるけれど
病気の原因は分からない」と
こんな幸せな結果を迎えられたことはやはり
1週間の入院治療があったからこそで
殿くんの若い生命力に
相乗効果となって
持続していたんだと思います
無上の喜びを感じると同時に
役場から依頼され預かった
ちびちゃんを切なく想います
参照記事はこちら → 別れ
儚く散ってしまった死の現実
厳しさをも受け止めています
GHCR 代表I
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