朝晩の冷え込みが著しいこの頃、山に面した公園の片隅にバケツに放りこまれ棄てられていた3匹の仔猫を預かりました。
200gから250gの小さな命です。
急いで棄てたのか?
タオルすら掛けられずまるでごみのような扱い!
そこの施設からは2年前にも棄てられたもっと小さな赤ちゃんねこを3匹引き取った経緯があります。
今後の抑止策として遺棄は犯罪であることを明記した看板の設置の提案、そして現場保存した上でいち早く警察への通報をしていただくようにと伝えました。
仔猫たちは痩せていて栄養状態も悪く、目やにや鼻水、下痢もあり風邪気味で1匹はミルクの飲む量も芳しくなく心配な状態です。
しかし、発見が早かったことで山に隣接している場所でもあり野性動物やカラスの被害に遭わなかったことは幸運でした。
我が家にはこれで現在、仔猫が15匹集結しました。
他にも先住の成猫20匹抱える大所帯で限界を超えながらの活動です。
避妊手術を怠った為に生まれてしまったという同じような経緯で引き取った子達ですが、人から虐待受けた子はなかなか心開かずまだ人馴れ訓練の最中です。
今は温暖化が加速し、餌等も簡単に手に入りやすくなり野良ちゃんも季節問わず出産出来る状況になってきています。
こんな環境下の中ですので毎日のように猫の相談が入ります。
出来る限りのことは相談者さんご自身にやっていただき、体験の中から猫問題の解決を見いだして下さることが
一番の理想であり今後に繋がると思います。
私たちボランティアも相談者さんと出発点は同じで、初体験から暗中模索しながら何度も経験を積み重ねての今があります。
抱える生活環境はそれぞれ違ってもスタートは皆一緒です。
躊躇していては命は待ってくれません。
想いへの温度差で覚悟が決まってきます。
一歩を踏み出して欲しい!
切なる願いです!