
堤防でうろうろしていた茶トラの女の子。道は渋滞になり、見かねた男性が保護し、自分の会社に連れて帰りました。
月齢2~3ヶ月のガリガリに痩せたその猫は、そのままであれば、車にひかれてしまうか、この寒さの中幾日も生きてはいなかったでしょう。
私の所に連絡があったのは、保護した当日の夕方。
幸いその会社では、ご飯をもらって、事務所の中で保護されていました。
人懐こい猫だったのもあると思いますが、優しい社長さんはじめ、従業員さんに感謝です。

私も仕事をしていますので、すぐには駆けつけることができませんが、仕事を終え、家の家事を済ませ、その会社に行きました。
その足で急いで動物病院へ向かい、駆虫検査とレボリューションをしてもらいました。
その日は家に連れて帰りました。
食欲もあり、人懐っこく暖かい寝床で寝させました。
翌朝、健康のバロメーターであるうんちもコロコロ大きなのをして、食欲もありました。
日中保護先の事務所で過ごさせてもらい、夕方うちに戻ってくると異変に気づきました。
元気喪失、食欲がない。寝床から出てこない、呼んでも反応がない。
さらに、夜になり下痢です。
朝を待って、動物病院へ連れて行くつもりですが。朝まで大丈夫かと心配でなりませんでした。
でも私の家には、色々な事情で保護したうちの猫が5匹おりますので、そのこ達の世話もしなければなりません。
2日の朝になり、様子を見に行くと。
私を見つけると、鳴いてくれました。お膝に抱っこして欲しいとせがまれ少し安心しましたが、下痢は相変わらずで、お水は飲みますが、ご飯は食べてくれません(泣)
動物病院へ連れていきましたが、事情があって診察しておらず、困った私は代表のIさんに連絡しました。
今その茶トラの女の子は、Iさんの所にいます
Iさんに怒られました。
こんなにガリガリに痩せた猫を里親さんに渡してはいけない!と
実は保護した翌日に、里親さんが決まっていました。
前から里親希望をされていた方が、茶トラ猫を欲しいと言って頂いていたのです。
勿論保護した当日からは元気だったのですが。
私が安易にお話しをしてしまった為に、猫ちゃんを待ってもらっている里親様にも残念な思いをさせてしまいました。
元気になった茶トラちゃんを、待っていてくださればその時こそ、あたたかい家族に迎えて頂きたいと思います。
里親様になって頂くということは、里親様にも勿論、私達ボランティアにも大きな覚悟と準備が必要なんだと改めて思いました。
ただただ、里親様に引き渡すのではなく、ちゃんと保護した猫ちゃんの心と体のケアをして初めて、里親様にお願いできるのですね。
勿論それにはお金もかかります。みんな身銭をきって病院にもつれて行きます。
それでも、1匹でも幸せを掴んでくれたら、苦労も吹き飛びます。
お金も吹き飛んでますけど(笑)
私はまだまだです。
GHCR 会員 O
その後の茶トラちゃんの記事はこちら
里親さん希望の方のご連絡先
メール
gifuhappycatsrights@gmail.com
までご連絡ください。
Gifu Happy Cats Rights 岐阜ねこを救う会
ホームページに戻る
http://www.gifuhappycats.com/
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で、Oさんの話も聞いてまして、よく読ませていただいて、こういうことか~と。
お気持ち、すごくよくわかります。
今年の7月に保護したソラくん、虫がいないからと写真を撮って、すぐにポスターにしたもののガリガリで大不評。
実は6月に拾ったミィちゃんを出したばかりで、正直またか~という気持ちがあったので、焦ったんですね。
当然そんなポスターでは見つかるわけもなく、少し太ってきたころ、虫がでてきました。
虫もつかないほど痩せてたのに、自分の気持ちが焦ったために気が付かなかったとは。
で、結局会長さんにお願いして、ソラくんは里親さんのもとで幸せに暮らしています。
私は片手程度の譲渡ですが、毎回子猫の状態が違ってて、毎回勉強させてもらいます。
譲渡って、ホントに奥が深いなぁと思います。
茶トラちゃんも、きっと良いご縁がありますよ。
健康になってから、予定されてた里親さんにお声をかけるのもいいですしね。
私もまだまだですが、ご縁をいただいたことをコツコツとがんばりま~す♪
またぜひ、Oさんにもお会いしたいです(*^_^*)